2007.10.11 20:20 (木)  映画

[映画 アニメ PATLABOER THE MOVIE]

劇場版パトレイバーのDVDを3巻まとめて購入して寝かしていたのですが、最近ようやく1巻目視聴しました。

そして、これが1989年の作品なのかと改めて驚きました。


パトレイバーはロボットアニメではありますが、あくまで主役は人間。
特に映画の3作品ではその傾向が強いと思います。
この作品も、冒頭の自衛隊レイバーの出動や箱舟での二課レイバー戦闘という見せ場はありますが、最終的に主人公はやっぱり人間。
カミソリ後藤の活躍が光るのも映画版パトレイバーの見せ場ですな。

今見てもまったく色あせない秀逸な作品だと思います。

映画版第2作はテロとの戦い。
第3作は廃棄物13号シリーズの話。
こちらも面白いのでぜひどうぞ。


原作:ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」

<スタッフ>
監督:押井守、脚本:伊藤和典、原案:ゆうきまさみ、制作:スタジオディーン、配給:松竹株式会社
<キャスト>
篠原遊馬:古川登志夫、泉野明:冨永みーな、後藤喜一:大林隆介、太田功:池水通洋、進士幹泰:二又一成、山崎ひろみ:郷里大輔、南雲しのぶ:榊原良子、シバシゲオ:千葉繁、榊清太郎:阪脩、香貫花クランシー:井上瑤


繰り返しますが、この作品は1989年の作品。

Windowsのバージョンもまだ2.0の時代です。
3.0が出たのが1990年、Windows95がでて普通に世の中にインターネットとPCが普及し始めるまでにまだ6年もあるのです。

作中では時代の最先端を行っている篠原重工のコンピューターに繋がっているプリンタがラインプリンタなのも時代を感じさせます。
#テープをドットで打ち抜いて印刷するタイプ

そんな時代にOSに仕込まれたトロイの木馬という題材を選んでくるという着眼点が、もう神がかってますね。


でも、本筋はあくまで人間。
カミソリ後藤と帆場栄一の亡霊の対決。
そして最終的に帆場の亡霊、暴走したHOS搭載レイバーと戦うのは野明達特車二課のメンバー。

松井刑事が帆場の引っ越し先を当たり続けている様子にもいろんなメッセージがこめられている感じがしますね。
時代の最先端であるレイバーのOS開発者の天才帆場。
その住処を追いかける松井刑事の見るものは、時代に取り残された古い町並みと朽ちた家。
旧約聖書の一説を引用して仕込まれたメッセージに、エホバというニックネームに喜ぶ帆場の様子とか。

作中ではその先、「帆場の犯罪の動機」までは描かれてはいませんが、恐らくは後藤隊長はその帆場の想いを感じ取っていたような描写はありました。


派手なレイバーアクションもあり、細かい人間描写もあり。
一つの映画作品としてかなり秀逸なものに仕上がっていると思います。
だからこそ、時代を経ても色あせないのでしょうね。












■【古本】機動警察パトレイバー 1/ゆうきまさみ 


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テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

タグ : 映画 アニメ感想 パトレイバー

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