小羽ストーリー -- 漫画 - コミックス XXXHOLiC 13巻 (CLAMP)
「あの二人(四月一日と小羽ちゃん)は何より心が近い」
自分のことより他人の幸せ。
いや、他人の幸せが自分の幸せ。
アニメでも描かれていた小羽ちゃんストーリーは、原作ではこんな形で結実してました。
小羽ちゃんが母の元に戻って初めてハッピーエンドとなるだろうから、まだ終わりって訳じゃなさそうだけど。
話の筋はアニメと違ったけど、(というかさすが原作、もう一歩踏み込んでいる)最後に小羽ちゃんが笑えて、四月一日も笑えて、周りのみんなが幸せな気持ちになれる。
いいなぁ。
+ + +
四月一日の百目鬼に預ける信頼がどんどん大きく重くなっていっている、その代わりに百目鬼が四月一日を見る目がどんどん厳しくなっているのは気のせいかな。
人のために自分を省みない四月一日の行動に他人がどう思うかの視点が加わったことで、逆に迷い無く踏み込むようになったことが、危うさとして感じられているのかと思いますが。
四月一日自身は、自身の存在自体に疑念を抱いていますね。
―― 自分は人ではない何かなのではないか・・・
この作品、人ではないモノが沢山出てくる、っていうかそっちの方が多い。
小狼もモコナモドキもマルとモロも、人ではない”何か”。
サクラだって身体を失ってそういう存在になる運命。
管狐やきつねのおでんやのようなアヤカシだって。
かつてのファイに代表されるように、逆に人でありながら人ではない方向に行っていたり行きそうだったりな人もいる。
人としての願いを、自分の願いを表に出すことが許されない立場にある侑子さんもこの辺に入りそう。
ですが、モコナの封印具に納められているのはさくらと四月一日の”記憶”。
それがある限り、四月一日は四月一日です。
たとえ人ではないとしても・・・四月一日として生きて、出会った人々、その間の関係、人と人が与え合う影響と変化は紛れもない現実。
その関係性こそが人の証。
心あるからこそ、他人との関係性に良くも悪くも影響される。
それが動物や心なきアヤカシとの違い。
過去の記憶まるまる無くなって人形としての当初の命令に従って羽を集めるだけの目的で動くように見える小狼にだって、身体が覚えている記憶がある。
なのにこの二人にはそれがない(無かった)。
それは人であることを(一時的にせよ)捨てた、ってこと。
それから再び人であることを取り戻す旅がどれほど困難であったのかについては”ツバサ”の中でサクラが経過してきたのでそちらを読めば判る訳ですな。
ようやくこの二つの作品の根底での繋がりが見えてきた気がしますよ。
それにしても。
それほどの対価に見合う願いとは一体?。
++
判るような判らないような。
刊行間隔が長いこともあって、前の巻の話を忘れかかって読むから、よけい訳がわからなくなります。
細かいところまで追いかけきれないですが、四月一日を中心とした人間の関係がどういう結末を迎えるのかというその一点だけが非常に気になる。
著者:CLAMP
発行:講談社
掲載:週刊ヤングマガジン2007年第50号、第51号、2008年第2号、第6・7合併号、第8号、第11号、第12号、第16〜18号、第22・23合併号
アニメ公式:TBSアニメーション 「xxxHOLiC◆継」公式ホームページ
アニメ公式:TBSアニメーション「xxxHOLiC」公式HP
発行:講談社
掲載:週刊ヤングマガジン2007年第50号、第51号、2008年第2号、第6・7合併号、第8号、第11号、第12号、第16〜18号、第22・23合併号
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theme : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
genre : アニメ・コミック


































