2008.08.21 20:53 (木)  読書



いーちゃん改めいっくん改めいーたんがまたも巻き込まれる殺人事件、それも密室。
だけど相変わらず推理小説ではない不思議なお話。

前回サブタイトルにもなった零崎と同様、今回サブタイトルになった戯言遣いの弟子もまた、いーたんと切っても切れない、しかしくっつけようとしても絶対にくっつかない、そんな人物でした。

そしてその人物と対面することで、またいーたんの過去と性格が透けてくる。
しかし今回は本名を名乗らない理由と、その本名を推測する三つのヒントまで登場するから面白い。

相変わらず赤い最強は最後に明かされたタネをさらに切り開くだけの贅沢キャラ…とおもいきや、本編に思いっきり絡んでくる。
今回はかなり主要人物。
ていうか彼女が始める六月の大騒動がこのクビツリハイスクールだ。


読んでいるといーたんの服装の事なんてすっかり忘れてしまうのがまた面白かったよ。

++

個人的にはこの作品、物語の面白さと言うよりも主人公のキャラクターに魅せられて読んでいるのですが、今回のいーたん、今までとはかなり印象変わってきた。
自称”戯言遣い”に加えて<無為式>なんて通り名?まで付いちゃって、色々活躍するし。
彼らしくないというよりも、ようやく彼らしくなってきたと言うべきなのかな。

ますます先が楽しみになってきた。


発行:講談社 講談社文庫 西尾維新文庫

<目次>
第一幕 狂言解糸
第二幕 子萩の鉄柵
第三幕 首吊高校
第四幕 闇突
第五幕 裏切再繰
第六幕 極限死
第七幕 赤き征裁
幕 後 鈴蘭の誉れ

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 西尾維新 戯言シリーズ 小説

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